モンスターハンターフロンティアで風景写真を撮る

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ついていた男4


「(なんでこんな事になったんだ・・・!?)」


男はただ闇雲に、全力で走っていた。


「(何故なんだ、どうして・・・!!?)」


細かい砂に足をとられながらも、男は懸命に走っていた。


特に目的地がある訳でない、というより“あれ”から少しでも離れる為に男は必死に走っていた。


「(くそっ、くそくそくそくそくそお!なんで俺がこんな目に・・・!!)」


男は知る由も無かった。“あれ”は男が必死なって走れば走るほど、その足音に敏感になり、逃げる男を追いかけてくる事を・・・。






「おい、何だあれは・・・?」

「へぃ、何の事で?」

男は自ら発見した異変を団長に指し示そうとしたが、団長はすぐには気がつかなかった。


砂海の各所に点在する岩礁、大きな岩壁のすぐ傍で小休止していたある日の事であった。

男は、遠くの砂の海の一部が、奇妙に「盛り上がっている」事に気がついた。


「ああ、あれはもしかしたら・・・以前話した砂の中を泳いでる奴かもしれませんね。」

団長は男に言った。

「心配ありやせんぜ、奴らは音に敏感でしてね、でっかい音を近くで鳴らすと、びっくりして逃げていっちまうんですよ。まかせてくだせえ。」

団長は男にそう説明すると、手近に居た部下一人を連れて、樽型の簡易爆弾を設置しに行った。


二人はこういった事態に慣れているのか、特に緊張した素振りも見せる事無く、余裕の足取りでその「盛り上がった場所」に近づいていった。



「よかった、特に危険なものではなかったんだな。」

初めてきた砂漠に対して、自分は少し神経が過敏になってしまっているのか・・・。


男がその様子を見て胸を撫で下ろした




次の瞬間




男の視線の先にいた団長が、空に舞い上がった。




「・・・・・・・・・・・・・・・・?」



状況は男の理解できる範疇を、軽く逸脱していた。

突き刺さるような日差し、どこまでも快晴の空に、その団長は何故か不思議な体勢で浮かんで・・・


否、空に舞い上がったかの様に見えた団長は、実際は砂の地面から突き出てきた“槍”のようなものに串刺しにされていたのだった。



「う、うわぁ!?うわああああああああ!!!!」


目の前で起こった事態を全く理解出来なかった男は、地震のような強烈な振動音と、爆弾設置に同行した団長の部下のあげた恐ろしい悲鳴を同時に聞いた。


そして男の前に、“あれ”が姿を現した。


地面から生えてきた“槍”は、さらに団長の体を空高く持ち上げ、続いてその下より、頭、体、羽、脚と・・・。
すべてが赤銅色に染まった巨大な、あまりに巨大な怪物が姿を現した。


それは後に「一角竜」という名で呼ばれる、恐るべき飛竜であったが、男はそれを知る由も無かった・・・。

コメント
モノブロスですか~~><
旅団はガレオスと思ったんでしょうね^^
まさに壮絶な突き上げ・・・
果たして結末は・・・ついていた男の顛末は・・・
(自分で盛り上げてしまいましたww)
2008/08/25(月) 17:19 | URL | ニィ先生 #-[ コメントの編集]
ブラボー おぉ! ブラボー!!
なるほど…
これはますます楽しみな展開になってきました^^
2008/08/25(月) 18:49 | URL | アギト #-[ コメントの編集]
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