モンスターハンターフロンティアで風景写真を撮る

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臆病な男 4



翌朝。


私達一向は森を後にした。

彼はまだこの近辺の調査をしなければならない為、数日はここに逗留するとの事だった。

私の屋敷にこないか、とも誘ってみたが
「野良生活のほうが性に合ってるんでね。」
と、彼はまた森の中の拠点に戻っていった。


結局噂の飛竜は彼が討伐し、特になんの問題もなくなったわけだが・・・、私は屋敷に戻ってからも彼の事が気になって仕方がなかった。


結局翌日には単身で森に入り、私は彼を訪ねた。

私を見た彼は意外そうな顔で、こう言った。
「おいおい、ここは一応まだ危険な場所なんだぜ。
それをわざわざ一人で来るなんざ・・・。
あんたも、大分変わってるねえ。」


私は彼に頼み込み、彼が建てた拠点に居座らせてもうらう事にした。

数日間、彼と行動を共にしてみる事にしたのは、本当にただの興味本位だった。
多少の武芸や野戦知識には通じていたが、彼と一緒に行動していると、自分がいかに未熟であったかがわかる日々であった。

彼は最初は迷惑そうであったが、文句のひとつも無くついて来る私に、やがて手ほどきをしてくれるようになってきた。


狩人という組織やその戦闘形態、戦術などは、いまだ確立はされておらず発展途上ではあったが、いわゆる人対人の常識には当てはまらない、数々の事柄が私には新鮮であった。

狩人とは、人ではなく人に害を成すものに対して動く戦闘機関。
しかしながら発足したばかりであり、そこで腕利きの彼らのような元傭兵屋が、最初の狩人として活動していたのであった。


「あんた、このままいきゃあ、いい狩人になるぜ。」

また冗談を、とも思ったが、彼が私に向けてくるまなざしは真剣そのものであった。


ある日彼は、私に自分の夢を語ってくれた。

「これからは、今まで以上に怪物どもの活動は活発になってくる。
その度に、まだ地に足もつかないような新米の狩人が戦いに駆り出される状況になるだろうよ。
だから俺はさ、そんな新米達の道しるべになるような物を残してやりたいんだ。
これ以上、無駄な犠牲者を増やさない為にも・・・。」

彼は国の命により、仲間と共に様々な地へ足を運んでいたが、その度に仲間を失っていた。

まだ発足間もない組織、確認すら困難な情報、未知なる強大な敵との戦い。
総てが狩人に不利である今の状況を、彼は打破しようとしていた。

「それを成すまで、俺は死ねないのさ。
どれだけ卑怯だなんだといわれようと、俺はこの逃げ足のはやさで生き延びてやるぜ・・・。」



私達二人が行動を共にして数日たち、彼のここでの調査も終わろうとしていた。

コメント
まだ題名の意味がわからないな~~(~_~)
どうして臆病なんでしょ・・・
個人的には奥さんのエピソードが後で出てきて欲しいものです^^
彼の死ねないという強い意志・・・
ひしひしと感じます。
彼はすごい!!
ウチはそこまで覚悟してMHFしてないもんな~~ww
2008/07/15(火) 17:12 | URL | ニィ先生 #-[ コメントの編集]
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