モンスターハンターフロンティアで風景写真を撮る

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不器用な男 3



「この村に来る以前の私は、大きな街でとある組織に属し、さまざまな依頼をこなす狩人でした。
たった一人で猛獣達を討伐したり、同じ組織に所属している仲間と協力し、飛竜を撃退したり・・・。

かつての私は、契約金の良し悪しで命を賭ける、すさんだ生活を送っていました。

そんなある日、わたしが所属していた組織に、ある新米の狩人が入ってきました。
たまたま金に余裕ができ、僅かな休息をとっていた私に、組織からその新米を鍛えてくれ、との命令が下りました。

新米の彼は、いかにも田舎から出てきて間もなく、といった感じで頼りなさげではありましたが・・・実際は筋が良く、私が教える事をみるみるうちに吸収し、短期間のうちに優れた狩人となりました。

私と彼は、師匠と弟子というような関係も手伝ってか、よく2人で組んで依頼をこなす様になりました。

彼は一度出かけるとよく、私を寄り道に連れていきました。

狩りが目的の旅にもかかわらず、彼はその出かけた先の美しい風景が見える場所を地図に記入したりしていました。
最初は、なにを無駄な事を、と思っていた私も次第に、自然の美しさや偉大さをごく身近に感じるようになっていきました。

また彼は何を討伐するにせよ、殺生をする際には苦渋の顔をし、無益に殺めてしまったものは、自ら弔ったりもしていました。

私は、そんな彼の姿をずっと見ていました。


ある日私達は、街のはずれに出没した猛獣の群れを討伐しにいきました。

討伐はすぐにも完了したのですが、私達があらためて周囲を見渡すと、そこには・・・猛獣とはいえ、大きな家族の群れとおぼしき、おびただしい数の獣の骸が転がっていたのです。


私達はお互い何もいわず、丁重にその骸の数々を、人目につかない所へ移し、弔いました。


心優しい彼に影響され、もはや私も狩人の使命が何であるのか、わからなくなっていました。

私達は、次の依頼をこなしたら、狩人を引退しようと話ました。


最後の依頼の日、内容の書かれた書類を見て、私達は緊張しました。
その内容は、空の王者ともあだ名される、凶暴な大型飛竜の討伐と、その討伐の証拠を持ち帰れというものでした。

組織の他の仲間達はその危険な内容にしりごみしていましたが、私達はその依頼を受ける事にしました。

自分達の、狩人としての生活に区切りをつける為に。

私達は、この最後の依頼を必ずや成功させ、街を去ろうと約束したのです。」

コメント
ん~~~。何かREYSESさんの原点がここにあるような内容でしたね^^
狩人は依頼を正確にこなしてこそ評価が高くなる。
それはいまのMHFのハンターたちも同じこと・・・
でもそこに狩人の精神とは少しかけ離れた新人が登場した。
それに感化されていく場面が、すごくウチがREYSESさんの風景をみる前後に
重なります。続編期待しています^-^v
2008/06/21(土) 09:15 | URL | ニィ先生 #-[ コメントの編集]
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