モンスターハンターフロンティアで風景写真を撮る

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不器用な男 2



彼が茂みに身を潜めてから、実に丸2日が経過しようとしていた。

常人ならば精神的にも肉体的にもすでに限界を超えているはずなのだが、彼は眉ひとつ動かさず自然の一部と化していた。

彼はまばたきすらせずに、ある一点を見つめていた。

そこには、彼の野望を成就させるある物が設置してあった。




村では、年に一度ささやかながら、祭りのようなものが催される習慣があった。
普段はとても穏やかで静かな村が、その日ばかりは夜遅くまで明かりを灯し、とても賑やかな雰囲気に包まれるのである。

その村は大きな街から若干離れている辺境に位置している事もあり、昔ながらの独特な文化が受け継がれていた。

祭りの終盤に流れる、村の若い男達が奏でる不思議な音色の音楽もその一つであった。


村で唯一の大きな酒場に、人々が集まっていた。

酒宴の主役にまつりあげられていたのは、その年、村の窮地を救った便利屋の彼であった。

彼の回りには、すでに酒がまわりきっている者もいれば、外から聞こえてくる不思議な音色にあわせて踊る者もいたり、彼の狩人としての腕前を誉めちぎる者もいたりしたが、彼自身はあくまで静かに、にこやかな態度で薦められる酒を飲んでいた。

酒宴も終盤になり、村長が村人達を代表して彼に対し礼を述べると、彼は村人達に聞いてもらいたい話がある、と言い出した。

普段はどちらかといえば寡黙なほうである彼が、みなを前に話をするとあって、村人達は一様に静かになり、彼に注目した。

若干緊張したのか、彼はひと呼吸置いてから、静かに自分の過去について語りだした。



「私がこの村でお世話になり始めて、もう数年になります。
私がこの村に来た際、暖かくむかえてくださった皆さんには、感謝のしようもありません。

実は私は、とある目的があってこの村に来ました。

それは・・・


友人の敵を、とる為です。」

コメント
それでそれで・・・(もう完全に引き込まれてますww)
本当に風景が浮かぶいい文章^^
敵はいったい誰!!楽しみです^^
2008/06/20(金) 10:23 | URL | ニィ先生 #-[ コメントの編集]
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